 |
| アジアの新王者となった日本のガンバ大阪(J-League Photos) |
アデレード:ブラジル人ストライカーのルーカスが開始15分までに2得点を決め、ガンバ大阪がアデレード・ユナイテッドを決勝第2戦で2-0と下し、2試合の合計を5-0としてAFCチャンピオンズリーグ2008王者に輝き、日本のクラブとしては2連覇を達成した。
西野朗監督のチームは第2戦、ホームで気合の入ったアデレードに完勝し、AFCチャンピオンズリーグを制した浦和レッズに続く日本の2チーム目となった。
第1戦を3-0で勝利し、大きなアドバンテージを持って迎えたこの第2戦、ルーカスが4分と15分にアウェイゴールをきめ、大会優勝を決定付けるとともにアデレードに今大会ホームでの初黒星を与え、さらにこの決勝戦2試合の合計5-0という差はこの大会史上最も得点差の開いたものとなった。
満員の観衆が詰め掛けたハインドマーシュスタジアムのほとんどを占めたサポーターに後押しされたホームのアデレードが序盤から少なくとも3分間は積極的に攻撃を仕掛け、このJリーグのチームの陣内にボールを運んだ。
しかし、この早い時間帯の前がかりのプレーも、ガンバが4分にタイトル獲得を決定付ける先制ゴールを決めたことで、ハインドマーシュスタジアムの雰囲気ががらりと変わった。
佐々木勇人がアデレードペナルティエリア付近から放った強烈なシュートを17歳のGKマーク・ビリギッティが一旦ははじいたものの、ゴールエリア付近にこぼれたボールに走りこんだルーカスがこれを無人のゴールに流し込み、ガンバ大阪があっさりと先制。
このゴールは試合を決定付けるものとなったが、クリスティアン・サルキースはアデレードの気持ちを盛り上げるべく、12分にシュートを放つ。しかし、これはゴールの枠の外。
その3分後、ルーカスが2点目を奪ってアデレードのタイトルへのわずかな望みを完全に打ち砕いた。アデレードゴールやや左に走りこんだこの元FC東京ストライカーが二川孝広からのすばらしいスルーパスを受け、ビリギッティが出てきたところを冷静に蹴りこんだもの。
26分にはクリスティアーノが強烈なヘディングシュートをガンバゴール前からGK藤ヶ谷陽介を越えて突き刺し、1点差としたと思われたものの、オフサイドの判定で認められず。
その後、アデレードが自陣に釘付けとなり、ガンバが完全に試合を支配したが、ホームチームは後半のスタート時には活気を取り戻し、プライドと強い決意を見せた。
トラヴィス・ドッドが左サイドから低いクロスを逆サイドに走りこんできたサルキースに送り、日本のチームの守備を51分にこじ開けることに成功したと思われたが決まらず。
66分、藤ヶ谷のハンドリングミスからクリスティアーノが得点できそうな場面があったが、ガンバの守備陣が何とかクリア。
試合の終盤はガンバが圧倒的にボールを支配し、余裕を持って何度もアデレードゴールに迫ったものの決められず、また、アデレードの攻撃はそれほど脅威をもたらさず、西野監督のチームが第2戦も勝利に値するパフォーマンスを見せ、アジアの王者になるとともにAFC代表としてFIFAクラブワールドカップ2008への出場権も獲得した。
|